今日、若者の間でリストカット(通称リスカ)が蔓延しています。
リストカットとはカッターやかみそりで手首を傷つけてしまう行為です。なかには二の腕、お腹、ふとももなどを切る人もいます。
リスカには「依存性」があります。リスカを止められなくなり、何度も繰り返すようになる人も少なくありません。またリスカする人の中には、精神疾患を背景に持っている人もいます。普段冷静ならばリスカしないのに、不安を減らすために投与されている薬の副作用でお酒に酔ったようになり、リスカしてしまう人もいます。
さらにリスカには孤独をはじめとして、さまざまな心理的な背景があります。
リスカは自殺目的でないこともありますが、自傷行為に及んだ人を調べた調査によると、約3~7%が最終的に自殺しています。
リスカは自殺のサインとしても気をつけなければならないものです。
リストカット外来では、リストカットを防止し、その背景にある精神疾患や薬の影響を見定め、心理的・社会的なサポートをいたします。
などを組み合わせながら実施いたします。
初診は電話による予約制(平日9:00~16:30)となっております。気軽にお問い合わせください。